2013年1月26日土曜日

社内報に掲載されました

今年から、所属会社からスポンサーを受ける事になり、活動の紹介として
社内報に載せていただく事になりました。

記事作り、写真の準備、選定など多くの方に準備して頂きました。
この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

改めて、チームはやぶさの簡単な紹介をさせて頂こうかと。

「チームはやぶさ」は始めからこのチーム名ではありませんでした。
発足当時は、会社内の勉強会として活動を始めた「ものづくり分科会」で
自分達の技術力向上のため、実際に動く物を作ってみようと言う
軽い気持ちから始めたのが、活動のきっかけです。

どうせ作るなら、自分達の好きな乗り物を作ってみよう。
エコラン、ソーラーカーなど、 色々調べてみると、電気で走るバッテリーカーなる物を見つけました。これが現在出場しているWordEconoMove(WEM)との運命的な出会い。
このイベントを見つけていなければ、今のチームも無かった事でしょう。

始めた当時は、何も無く本当に車が作れるのか不安な日々でもありました。
何も無いとは、場所、お金、時間、すべてが無い状態。
車を作りの参考のため、神奈川から豊田で開催される大会に日帰り見学に行ったりしました。

当時の車、(今から6年前)は一部の車は、GFRP製でしたが、まだ手作り感の溢れる車ばかりで、シャシーはアルミ材、ボディはプラダン(プラスチック製の段ボール)で出来た車が主流。
これなら、何とか形にする事ができる。
とはいえ、少ない予算でどうやって作るのか。
車両のフレームはアルミ材、ボディのプラダンはホームセンターで手に入る。
ビロボールなど専用部品は手が出ないので、毎週ホームセンターに通い使える部品を物色しては悩む毎日でした。
車両の次はモータ、これも専用品は手が出ないので、自動車用のファンモータを解体屋から入手。 等々・・・。
残りの部品は、自転車2台。
タイヤ、サスペンション、ブレーキなどはここから。
通販で買った自転車を、乗る前にバラバラにして部品取です。

最初に出来た初期型は、ボディも無く、それはもう、びっくりする様な車両でしたが
初めてシェイクダウンした時の、自分で考えた乗り物にはじめて乗った時の感動は
今でもはっきり覚えています。
世の中に無いもの、自分で欲しい物を作る。
これこそ、ものづくりの醍醐味なのだと思います。
 

初めて車両を作った翌年、チームとして初めてレースに参戦。
初めてのイベントでは、スタート出来ず。2戦目の秋田で初めて無事2時間のレースを完走。

参加する事自体が奇跡的だった、この時から6年。
今は記録に向かって走り続けています。

しかしながら、6年も経つとWEMの参加者車両も様変わりし、CFRPを使用した完成度の高い車両達がグリッドに並び、現状維持ではあっという間に置いて行かれる厳しい世界です。

今ぶつかっている壁は、どうすれば記録が出せるのか?
自分達の持っている知識で上位チームの記録が出せるのか?
積み上げで記録が出せないのであれば、自分達の知識を広げるしか無い。

その繰り返しが、 自分達の成長に繋がると信じて活動を続けています。

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