2013年1月27日日曜日

14インチタイヤとホイール

現在の「がんばれ!はやぶさ君」は20インチタイヤを使っております。
次に作る新車は14インチタイヤを使う予定にしていますが、ぶっつけ本番で使うのは危険が伴うため、データ取りを兼ねて次のWEM'13秋田大会からはやぶさ君に20インチタイヤに代えて14インチタイヤを装着する計画を立てました。

頼んでいたフロント用ホイールと練習用タイヤが届きました。
リムテープを貼り、練習用タイヤを組み付けました。
20インチタイヤと比べると、とても小さく感じます。
これを取り付けるためにはがんばれ!はやぶさ君 の改修が必要です。
現物があるといろいろ試すことができますね。

2013年1月26日土曜日

社内報に掲載されました

今年から、所属会社からスポンサーを受ける事になり、活動の紹介として
社内報に載せていただく事になりました。

記事作り、写真の準備、選定など多くの方に準備して頂きました。
この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

改めて、チームはやぶさの簡単な紹介をさせて頂こうかと。

「チームはやぶさ」は始めからこのチーム名ではありませんでした。
発足当時は、会社内の勉強会として活動を始めた「ものづくり分科会」で
自分達の技術力向上のため、実際に動く物を作ってみようと言う
軽い気持ちから始めたのが、活動のきっかけです。

どうせ作るなら、自分達の好きな乗り物を作ってみよう。
エコラン、ソーラーカーなど、 色々調べてみると、電気で走るバッテリーカーなる物を見つけました。これが現在出場しているWordEconoMove(WEM)との運命的な出会い。
このイベントを見つけていなければ、今のチームも無かった事でしょう。

始めた当時は、何も無く本当に車が作れるのか不安な日々でもありました。
何も無いとは、場所、お金、時間、すべてが無い状態。
車を作りの参考のため、神奈川から豊田で開催される大会に日帰り見学に行ったりしました。

当時の車、(今から6年前)は一部の車は、GFRP製でしたが、まだ手作り感の溢れる車ばかりで、シャシーはアルミ材、ボディはプラダン(プラスチック製の段ボール)で出来た車が主流。
これなら、何とか形にする事ができる。
とはいえ、少ない予算でどうやって作るのか。
車両のフレームはアルミ材、ボディのプラダンはホームセンターで手に入る。
ビロボールなど専用部品は手が出ないので、毎週ホームセンターに通い使える部品を物色しては悩む毎日でした。
車両の次はモータ、これも専用品は手が出ないので、自動車用のファンモータを解体屋から入手。 等々・・・。
残りの部品は、自転車2台。
タイヤ、サスペンション、ブレーキなどはここから。
通販で買った自転車を、乗る前にバラバラにして部品取です。

最初に出来た初期型は、ボディも無く、それはもう、びっくりする様な車両でしたが
初めてシェイクダウンした時の、自分で考えた乗り物にはじめて乗った時の感動は
今でもはっきり覚えています。
世の中に無いもの、自分で欲しい物を作る。
これこそ、ものづくりの醍醐味なのだと思います。
 

初めて車両を作った翌年、チームとして初めてレースに参戦。
初めてのイベントでは、スタート出来ず。2戦目の秋田で初めて無事2時間のレースを完走。

参加する事自体が奇跡的だった、この時から6年。
今は記録に向かって走り続けています。

しかしながら、6年も経つとWEMの参加者車両も様変わりし、CFRPを使用した完成度の高い車両達がグリッドに並び、現状維持ではあっという間に置いて行かれる厳しい世界です。

今ぶつかっている壁は、どうすれば記録が出せるのか?
自分達の持っている知識で上位チームの記録が出せるのか?
積み上げで記録が出せないのであれば、自分達の知識を広げるしか無い。

その繰り返しが、 自分達の成長に繋がると信じて活動を続けています。

2013年1月5日土曜日

2013はやぶさ君改

少し遅いですが、あけましておめでとうございます。
皆様にとって、2013年が良い年になります様に。

「チームはやぶさ」今年はいつもより早めに始動しました。
5月までにやならければならない事が沢山です。
今年は、何としても10周は超えたい。
今まで、やってこなかった事に挑戦する年にしたいです。

車両にも手を加える予定で、時間との勝負になりそう。
大まかなメニューとしては
・タイヤサイズの変更
・駆動方法の変更
・空気抵抗の低減
この3点です。

タイヤサイズの変更は、今まで使っていた20インチタイヤから、14インチ化する予定。
14インチタイヤの入手性も安定して来ているため、変更する事にしました。
目的は、カウルサイズを縮小し、空気抵抗の低減のためです。

駆動方式は、長い事使っていたチェーンから、ギヤ駆動にする予定です。
目的は、駆動ロスを減らす事が目的です。

カウルを低くした場合、乗車姿勢も低くなるため、視界の確保が難しくなります。
フレームをいじらない場合、フレームが視界を遮る事になるため、どこまで下げられるか
検討が必要です。

ギヤ駆動に関しては、軸精度の出し方が重要になりそうです。
リアフレームごと、交換するのが一番早いやり方なので
リアフレームを作り直す事になりそうです。
この辺は、ギヤ比、サイズが決まり次第かと。

フロントの14インチ化で問題になるのは、リンクの作り方で
タイヤサイズが変わると、今のリンク位置では高さが合わなくなるため
リンクを延ばす等の対策が必要になります。
最悪は、今在るタイロットを切って、延長する事になるかもしれません。

まずは、各部分に、部品をレイアウトしてみて、被害度を検討してみようかと考えていますが、また作業漬けの週末が続きそう・・・。